2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

科学史の目で教科書を考える

最近仕事で若い同僚にTCP/IPを教えている。4月1日にいきなり命じられて最初に用意したシラバスは、アウトラインプロセッサ用の構造化テキストだった。これは講義ノートや小テストを付け足され次第に膨れ上がりつつある。

分光学、線形代数、関数解析、可換環論

わかっているのかどうかわからないのでとりあえず書いてみるメモ。具体的な環でザリスキ位相の例示ができるようになるまでは粘る予定

経済学でいう富の「微分」とは何なのか

「違い」を検出することが認識作用の中核なら、「違い」の大きさはそれほど重要ではないのかもしれない。もちろん、摂取カロリーのある期間の平均など、社会の運命を左右する大事な積分量もあるけど、人間の行動とそういった「量」が相関しているとすれば、…